わんず日記。

ペキニーズとチベタンスパニエルのいろいろ 諸般の事情によりコールネームは明かしていません

副腎腫瘍摘出 入院〜手術〜退院

※長めで少々読みづらいと思いますがご勘弁を

 

11月17日の東京農工大学動物医療センターでの検査で副腎腫瘍と診断された下の犬。
早めに手術した方がいいらしく、翌18日に22日に手術が出来るので
前日の21日に入院してくださいと電話が掛かって来てびっくり。
そんなに早い日程なら急いだ方がいいんだろうなぁと思い承諾しました。

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21日、農工大に連れて行く前の下の犬。普通に寝てる。

 

21日の13時半に農工大に連れて行き入院させました。
タオルやふわふわの敷物といつも食べさせているフードを持参。
担当の先生と話が出来たので手術予定時間を聞くと順調なら1時間半で
麻酔時間は2時間だろうとの事。

先日実施したホルモン検査の結果、皮質腫瘍の可能性もあるので
皮質腫瘍の場合と髄質腫瘍の場合のどちらでも対応できるようにするとのお話。

22日10時前にこれから麻酔をしますと連絡があったので、じいさまに
まだ連れて行かないでよとお願いしながら落ち着かない時間を過ごすも
12時半前に手術が終わって麻酔から覚醒したと連絡が入りました。
腫瘍も他の臓器に浸潤しておらず副腎皮内に留まっていたので悪性だとしても
転移はしていないだろうとの事。面会の許可が出たので16時過ぎに面会に。

酸素室というか集中入院室に居た下の犬。
まだしんどそうではありましたが思ったよりはしっかりしていました。
右の副腎は左の副腎より深い場所にあるので、お腹の真ん中と右側の肋骨に沿って
L字型に切開したので痛みが強いらしくフェンニタルという痛み止めを
持続点滴で投与してくれていたのもあるけど痛そうな顔はしておらず一安心。

23日は大学付属施設のため休みで面会できず、
24日は運悪くプチライオンの預け先が見つからず面会断念。
(プチライオンは分離不安なので30分を越える1人での留守番は無理なのです)


25日朝、面会のアポを取る為に電話したら検査結果次第では今日退院です、と
言われてびっくり。入院は最低3日だけど恐らく5日になると言われていたから
翌週になるかと思っていたので尚更びっくり。
16時に病院に行くと、担当の先生が
「病院に飽きちゃったみたいなんでお返ししますね」と仰るので笑ってしまった。

右副腎を摘出した後、左副腎がまだ働いておらず現在はアジソン病と
同じ状態で血中カリウム値が少し高いからしばらくフロリネフの服用が必要。
恐らく1ヶ月位すれば左副腎がホルモンを出すようになる可能性も
あるので一生フロリネフを飲み続ける必要は無いのではないかと言うことでした。

1週間後に術創の包帯巻き直しとホルモン検査のため再診の予約をして、無事退院!
最初の検査から約1週間で手術して退院ってすごいスピード!

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お腹は腹巻き状態なのでカラーは必要ありません。