わんず日記。

ペキニーズとチベタンスパニエルのいろいろ 諸般の事情によりコールネームは明かしていません

動物病院の選び方

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顔が見切れてしまいました。
わかりにくいかもしれませんが、下の犬は話しかけるとこうやって
首をかしげます。首を傾げる子のパターンは恐らく3種類。

  1. 仔犬の頃はやるけどだんだんとやらなくなる。
  2. 仔犬の頃からずーっとやる。
  3. 仔犬のときから全くやらない。

下の犬は2のパターンで仔犬の頃からずーっとです。かわいい。
じいさまは3です。全くやりません。

 

大仰なタイトルにしましたがあくまでも今までの経験から、
書きますので参考までに。

まず動物病院のハード面で譲れないのは
血液迅速検査が出来る設備があること。
正直なところこれが無いと話にならないと思っています。
人間でもそうですが血液検査である程度どこの具合が悪いのかわかりますから、
検査センターに持っていって結果は後日だと、早く治療をした方がいい場合
命取りになることも無くは無いのではないかと思うので血液迅速検査が無いのは
個人的にはNGですね。

それに加えエコー検査装置。
最近の病院だとほとんどがあると思いますが。
レントゲンでわからない事もエコーならわかるケースもあります。

そして。
臨床経験豊富、知識十分な獣医師であること。
要するにヤブじゃないこと、誤診しないことですね(苦笑)。
ヤブじゃないかどうかを見分けるには、
とにかくいろいろな病院に行ってみる、これに尽きると思います。

うちの実例を出しましょう。
下の犬は2,3歳頃から季節の変わり目などに咳をすることがあって
当時掛かりつけにしていたところに診てもらいましたが、
レントゲンも撮らず聴診のみで心臓ではないとのことで抗生物質の処方だけでした。
幸いそれで治りましたが、年に1,2回は咳をするのでその度に連れて行ったのですが
その後は聴診も無しで抗生物質の処方だけ。
さすがにそれはオカシイと、別の病院に連れて行ったところ
ペキニーズ特有の軟口蓋過長が原因の咳だという事が判明し愕然とした事があります。
(骨格模型を使って説明してくださり喉の方まで診てくれました。)

ペキニーズってそれ程珍しい犬種ではないと思いますが
抗生物質だけを処方していた獣医師は犬種特有の疾患を知らなかったのか……
感染症でもないのに抗生物質処方されていたとは……
検査せずに抗生物質やステロイドを出すところは避けた方が無難だと思います。

こういうことがあるのでいろんな病院に行くことをおすすめします。
飼い主と獣医師の相性もありますし。


そしてヤブに当たらないようにするには飼い主も勉強をしておくことは
非常に重要だと思います。頭から獣医師の言うことが正しいと思ってしまうと
実はヤブだった、という話は幾らでもありますというかありすぎるほどです。

参考までにと書きましたが
飼い主の勉強は絶対に必要です。知識はないよりあった方が当然良いです。
ネット環境があればある程度の事は調べられます。