わんず日記。

ペキニーズとチベタンスパニエルのいろいろ 諸般の事情によりコールネームは明かしていません

非再生性免疫介在性貧血or腎性貧血?

自分の覚書も兼ねて。

ちょっと前から粘膜の色が薄いなとは思っていた。
それに腎臓が故障しているのか、とも思ったので昨日病院へ連れて行き諸々検査。
掛かりつけで無いところに行ったので病歴やら飲ませている薬の話だけで15分(笑)。

意外なことに血液検査では内臓関連の値に異常値は無かったのだが
とんでもなくひどい貧血状態だった。ごめんよ…
血液成分全般が全て低い値でPCVが20を切っていた。
以前AIHAにやられたときですら低くて26だったのにあまりの低値に軽くパニック。
さらに非再生(骨髄で新しい血液を作っていない)で溶血無し。
原因としてはいまのところ数値に反映されていないが、腎臓が壊れてきているのは
ほぼ確定なので腎性貧血でしょうと言われた。

BUN:19
Cre:0.9
この数値で腎性貧血なの?と腑に落ちなかったので帰宅してぐぐってみたら
「非再生性免疫介在性貧血」という病名がある事を知る。確定確立されたのが最近らしい。
7歳の時になったAIHA(自己免疫介在性溶血性貧血)の場合はどんどん新しい血液は
作られているのに赤血球を自己免疫が異物と判断し自身で破壊(溶血)してしまうのだけれど
非再生性免疫介在性貧血は文字通り新しい血液を作っておらず溶血が無いパターンなので
もしかしたらこれなのかも、と思ったり。

今回の貧血は一気にどかーんとなったわけじゃ無く、じわじわと貧血状態になっていったから
こちらも気をつけていたけどなかなか気づけなかった。一気にPCVが20以下になったら
呼吸も荒くなり、ここまで元気ではないのでじわじわ下げている間に本犬もその状態に
慣れてきたんだろうと想像がついた。それにしてもごめんよ…

病院で特に処置は無し。これは仕方なし。
次回再度血液検査と尿検査をしてそれからEpo入れるかどうするか。
非再生性免疫介在性貧血の可能性があるのか無いのかはその時に聞いてみよう。

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内臓系の血液検査結果はこんな感じで年齢にしては優秀なんだけどな。